2006年12月12日

若狭の浜焼き鯖寿司

soraben.jpeg「若狭の浜焼き鯖寿司」にはまっています。これが、いま「空弁」(そらべん)のヒット商品になっていることは知っていますがこの味にはまったのです。

1つの空港で売られる弁当は、1日50個売れれば大ヒットといわれる中で、1日に350〜400個、1ヵ月にすると12,000個も売れているといいます。羽田・大阪・関西の3空港で限定販売(6個入り900円、4個入り600円)されています。

新鮮な鯖を焼き、福井産のコシヒカリを使った押し寿司。気密性の高い機内の空間に広がる鯖の臭みを消す為に焼き鯖の下にショウガとシイタケがうまく挟み込まれていて、肉厚の焼き鯖が口の中で具材と絶妙に絡んで実においしい。

焼き鯖寿司、実は福井県三国町の飲食店経営者、中本貴久さんが生みの親です。「福井の伝統料理である浜焼き鯖と寿司で三国町の名物をつくりたい」と試行錯誤を繰り返し、2000年5月に完成し、地元の祭り「三国祭」でお披露目したところ大人気。これに全日空が目をつけて空港の名物弁当にまで育て上げたといいます。

歴史的に見ても「鯖街道」があったように、鯖と福井の関係は深く、若狭から京に運んだばかりでなく、地元でも昔から日常的に鯖を食べてきました。さらに奥越地方では「半夏生鯖」と呼ばれる丸焼きの鯖を、夏のスタミナ源として食べる習慣が今でも続いています。つまり米どころであり、鯖との深い関係を持つ福井ならではの「発明」といってよいでしょう。

地場産業の振興が叫ばれています。私も及ばずながら努力していますが、じっとしているだけでは駄目です。国の支援を待つのではなく地元のアイデアとやる気が何よりだということをこの「空弁」から学んだことでした。
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2006年11月07日

越前ガニ漁解禁

7d341210312c18215.jpeg日本海の冬の味覚越前ガニ(ズワイガニ)漁が6日、解禁され越前町や坂井市三国町内の漁港を中心に福井県内から79隻が出漁。初物を水揚げし、初競りが行われた。

越前町内の漁港からは5日夜、小型底引き網船48隻と沖合底引き網船五隻が出て、6日午前零時とともに一斉に操業を開始した。海上がしけていたため、午後3時までに小型底引き網船全隻が帰港。水揚げ量は、雄が2000匹と例年より少なめだったが、雌のセイコガニは16万匹と昨年を大幅に上回った。

同町の小樟漁港では午後5時半から、競り人の威勢のいい掛け声で初競りがスタートし、仲買人が次々と競り落としていった。

雄は少量を反映し3万5千円前後の高値で取引。豊漁だった雌も例年より高めの2千円前後で取引された。越前町漁協によると「操業時間が短かく、雄のズワイガニの漁場まで行かなかった船もあり、初日は少なめだった」と話していた。

一方、坂井、福井両市からは、三国港機船底曳網漁協所属の底引き網漁船14隻が出港。12隻が6日午後5時までに三国漁港に帰港し、同6時から初競りが始まった。

水揚げ量は雌が例年より多く、雄は若干少なめ。県漁連三国支所によると、雄は1万―5万五千円、雌は5百―2千8百円の値が付いた。心配された大型クラゲの影響について、同漁協は分離網を使うなどの対策を講じた。同漁協の米田清組合長は「思ったより多く網に入った」としている。

越前ガニ漁は、雌は1月10日まで、雄が3月20日まで行われる。
(福井新聞 11月7日)

私は毎年このニュースを聞くと数年前の出来事を思い出します。こまかいことは稿を改めて紹介する機会があろうかと思いますが、福井沖のカニ漁場に韓国船が入ってきて底刺し網で小さいカニまで根こそぎ持っていっていた時代がありました。そこで立ち上がったのです。地元、越前町をはじめ漁家のご婦人方とともに東京都心をデモ行進してその暴挙を訴えました。
その結果、平成十年秋、締結の新日韓漁業協定によって、私たちの大事なカニ漁場にはいまや、一隻の外国船も入ってこなくなりました。いま資源保護に配慮しながら安心して越前カニを食べられるのも、観光客が大勢楽しんでいる姿も、みなこのときの成果なのです。政治が暮らしに、特に我が故郷の生活に密接な関係を持っていることを痛切に感じた瞬間でした。
この暮らしを守るためがんばるつもりです。
posted by 松村りゅうじ at 15:02| Comment(0) | 福井のグルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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